アルキデスヒラタクワガタ編

アルキデスヒラタクワガタ (Dorcus alcides)
スマトラ島 アチェ産 ♂ – WD – 81mm ♀ – WD – 35mm

8月頃にむし社で購入しました。
前胸の幅がクワガタの中でもかなり広くなる種類で、特に短歯の個体にその特徴が強く出ます。
自分は短歯が好みなので、より短く、より太い個体を選びました。

性格も短気な方なので噛まれないよう注意が必要です。
※この個体は結構優しい


産卵セット情報

温度
24~26℃

使用した用品

  • コバエ侵入抑制ケース(小)
  • 微粒子発酵マット
  • 植菌カワラ材(マットのみでもOK)
  • プロゼリー
  • 転倒防止材

マットのみで産んでくれますが、記事を書く前に組んだ産卵セットで1個しか産んでくれなかったので
今回は産卵材を入れてみます。(温度が低めだったのが原因かも)


顎縛りはした方がいい種類です。
特に短歯はかなり殺傷能力の高い顎を持っています。

100均の結束バンドで顎縛り。メスは下に潜っています。

メスは符節が1つ欠けてしまったので、今回がラストチャンスだと思います。

産卵セットを作っていきます。

ケースの6,7割くらいまでガチガチに詰めます
もちろん材の周りも
あとは材が少し見えるくらいまで埋めます
足が気になる…w
あとはゼリーとバークチップを設置して完成!

1か月後にメスを取り出そうと思います。頑張れー!


10/27 追記

1か月放置する予定でしたが、2週間で割り出すことにしました。
今回はカワラ材を入れてみたので、どっちに多く産卵しているかが楽しみです。

まずメスは存命でした!よかった。

埋め込み跡1
埋め込み跡2 かなり大きく渦のように齧られている
結果 🥚7個!

内訳はマット1個、材6個でした。
特に大きい方のかじった跡には4個産卵していました。

今年のアルキデスの産卵はこれで終わりとします。
前に採卵した分も含め9個分の卵があるので、より多く成虫にできるよう頑張って育成したいと思います!

幼少期から近所で捕まえたクワカブをブリードしていました。 最近クワカブ熱が再燃し、現在はワインセラーでの飼育を行っています。

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